【JPNOPENfinal使用構築】押し付けゴーリゲンガー
どうも、ちゃらほいです。
先日行われたJPNOPEN finalに参加して珍しく良い結果だったので構築記事を書こうかなと思います。
珍しくスタートから自分で組んだ構築なので読んでもらえると嬉しいです。
~概要~
シングル66である程度勝てるようになりサイクル戦に自信がついてきたところだったが、シングル63は選出と立ち回りでじゃんけんが多く思うように勝てなかった。
そこで、スキルで勝負するのではなくこちらから先に展開して確率を押し付ける構築を組むことに。
こちらの最大の勝ち筋としてオニゴーリを採用し、相手の構築に合わせて複数のプランから確率の押し付けを目指した。
起点作りに電磁波鬼火呪いのミミッキュを採用し、裏から身代わり催眠ゲンガーを投げて全抜きする直線的なプランが1つ目。
ラストにはオニゴーリを置いて、ゲンガーが突破できなかった低速高耐久を起点に展開する。
2つ目のプランとして一度場に出たオニゴーリの能力をリセットしやすいよう、繰り出し性能の高いゴツメカバルドンとラッキーを採用して試行回数を稼げるようにした。
このカバラッキーの並びを崩せないと踏んだときには受け回しながらシンプルに強いメガボーマンダかメガゲンガーを通すプランを3つ目とした。
見せ合いで不利な相手には1つ目、微妙な相手には2つ目、カバラッキー@メガで勝てる相手には3つ目が基本選出。
コンセプト上6体の総合的なスペックが普通の強い構築に劣るので、上記以外でもオニゴーリは選出することを前提にそれぞれの個体を決めていった。
~個別紹介~
以下は採用順。
・オニゴーリ@食べ残し
性格:臆病
177-×-105-101-106-145
押し付け枠その1。配分と技構成はテンプレ。
出して負けた試合はしっかり対策してる人にだけだったので期待通りの活躍をしてくれた。
「運が良いと勝つし運が悪いと負けるポケモン」と言われているが、ポケモンのシングル63というルールがそもそも運が良いと勝つし運が悪いと負けるので、ぼくの中でオニゴーリは使い得というのが7世代の結論になった。
・ミミッキュ@ゴーストZ
電磁波 呪い 鬼火 いたみわけ
性格:陽気
161-×-101-×-126-162
初手に出して起点作成をするために採用。
配分は出来るだけ多くの相手に上から電磁波を撒くため最速、鬼火からもう一度動ける可能性を残すためにHPを奇数の最大値にして残りをBDに振り分けた。
技はコンセプトから電磁波、電磁波が通らずゲンガーの催眠術を打つタイミングが1度しかない相手に打つための鬼火、起点回避と削りに呪いいたみわけを採用。
持ち物は挑発解除とミミッキュを残したい時のために呪いZ。
役割的に痛み分けの枠は挑発の方がよかったかもしれないが、それでも想定通りの活躍をしてくれた。
なんでもできるミミッキュも使い得。
・ゲンガー@ナイト
身代わり 催眠術 たたりめ ヘドロ爆弾
性格:臆病
135-×-101-222-115-200
押し付け枠その2。
ミミッキュの電磁波やカバルドンのあくびから身代わりを残して2体目に催眠術を打つ。
余談として「素催眠」なんて言葉があるが、催眠術はそもそも当たる確率の方が高い技なので「さいみんじゅつ」との違いを納得できるように説明できる人以外は使わない方がいいと思う。
配分は祟り目の火力を伸ばすためcsとし、残りの1枠は少し重たいレヒレに打てるヘド爆とした。
コケコポリ2のような出され方をされると無力になりがちだが、コケコが出されにくい並びにすることと当たらないことで対策とした。
・カバルドン@ゴツメ
地震 怠ける あくび 吠える(吹き飛ばし)
性格:腕白
215-132-187-x-93-67
ゴーリの引き先の物理受けとして採用。
技は採用理由から怠ける、一致の地震、受け回しの選出をした時に相手を流せて起点作りにもなるあくび、起点回避の吠えるとしHBに振り切った。吠えるは吹き飛ばしにすべき。
受け選出をした際にどうしてもカバルドンに負荷が集中してしまうのでうまくボーマンダの威嚇と絡めて立ち回ること、並びはカバラッキーでも毒々がないので受けているだけでは勝てない相手(サンダーやロトム入り)に出すときは選出段階から詰め筋を見定めることを意識した。
・ラッキー@進化の輝石
電磁波 ステルスロック 卵産み 地球投げ
性格:図太い
325-×-57-×-157-71
ゴーリの引き先の特殊受けとして採用。
配分はテンプレのBD振り。
技は採用理由からステロ卵産み、削りのための地球投げ、起点作りと受けやすくするための電磁波とした。
輝石持ちは叩き落とすが非常に厳しいが、ラッキーは素の特殊耐久が高いので比較的安全な受け駒として機能してくれた。
・ボーマンダ@ナイト
恩返し 身代わり 竜舞 羽休め
性格:意地っ張り
197-189-151-130-151
カバラッキーのサイクルに参加できて自身が詰めることもできるメガ枠として最後に入ってきた。
技構成と配分は最も汎用性の高い構成にすることで、カバルドンのあくびやラッキーの電磁波から身代わりを残せる場面を多くできるようにした。
~感想~
予選アメリカブロックを6-2同率遅刻ペナルティで2位抜けしてベスト4という結果でした。
オニゴーリで展開したら勝ちとまでは思っていませんが確率上有利なゲームになることは間違いないこと。
通常の構築と比べて急所や追加効果の被弾が圧倒的に少なく、運で勝つことは多くあっても運で負けることが少ないこと。
相手に対応させる側なので選択のミスが減ることなど、コンセプト通りの展開になったことがこの結果に繋がったのかなと思います。
始めて参加したオフであるJPNOPENの最終回でスクリーンに映るところまで勝てたこともそうですが、決勝トナメで後ろに多くの人が付いてくれたことがとても嬉しかったです。
与えられている駒の中から1番得だと思ってオニゴーリと催眠ゲンガーを持ち込みましたが、好かれているポケモンではないことは分かっています。
それでも元から知り合いの人や同じブロックでぼくに負けた人も見てくれていて、JPNOPENって良いオフだなと改めて感じました。
構築の欠陥としてバレパン持ちがキツいこととオニゴーリをしっかり対策されていると厳しいというのがありますが、対策されていても勝てることがある構築なので割り切って図々しく動かせたのが良かったです。
~最後に~
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今でも仲良しの人、仲良しの人が増えるキッカケになったのがJPNOPENだったので終わってしまうのは寂しいですが、心のアルバムに残っている想い出を大切にこれからもポケモンをしていきたいです(早口)
主催のJPNさん、スタッフのみなさん本当にありがとうございました!
そして遅刻してすいませんでした…
あと、夜空杯というシングル66のオフを10月頃にやる予定なので興味のある方は参加してみてください!