【第34回シングル厨のつどい予選1位通過】襷ガルド軸対面構築


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どうもこんばんは、ちゃらほいです。

 

先日行われたシングル厨のつどいにスタッフとして対戦参加してきたので、今回はそこで使用した構築について書いていこうと思います。

 

構築の原案は自分から出たものではないので、代筆に近いような内容になってしまうことを前述しておきます。

 

~概要~

 

お友達のろいすくん(@reusevospeed)に襷ガルド+ガルーラ+ABミミッキュの対面構築の案をもらい、自分なりにアレンジして構築を組んでいった。

 

コンセプトは高火力で一貫性のあるシャドボとタイプ一致で先制技を打てる襷ギルガルドを初手に置き数的有利を取り、裏のポケモンたちで有利にゲームを進めること。

 

高速エースがいないので最後に上から叩く展開にはできないが、どのポケモンにも崩しの要素を採用し無理矢理削ることで後続の先制技で縛ることができるようになっている。

 

 

~個別紹介~

 

・ガルーラ@ナイト

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猫だまし 捨て身タックル グロウパンチ 炎のパンチ

性格:陽気

181-147-100-*-100-156

 

この構築のエース。グロウパンチを駆使して初手のギルガルドが削ったポケモンを倒しながら積んだり、なめて出てきた半端な耐久ポケモンをなぎ倒す。

 

現環境に存在するガルーラのほとんどが猫だましではなく不意打ちを採用しているが、最速猫捨て身にすることで遅い前提で動いてくるミミッキュに強くなれたり、ギルガルドが出せない時の先発性能を向上させている。その分積み展開に対するストッパー性能が落ちてしまっているが、7世代になり弱体化したガルーラにすべてを求めずとも一般枠最強のミミッキュにストッパーがこなせるので問題ないと感じた。

 

メインは瞬間的な火力の出る捨て身タックル、サブには鋼に打てる炎のパンチ。

 

 

 

ギルガルド@気合いの襷

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シャドーボール かげうち めざ氷 聖なる剣

性格:おっとり

135-200-63-222-70-83

 

この構築の起点であり軸。基本的には初手で崩しにかかる。

 

ボーマンダランドロスバシャーモ等処理が面倒なポケモンが突っ張ってきてくれるので襷と先制技を盾に倒すことができる。対面構築において裏を先に見れることは大きなアドバンテージなので、かげうち交代の択に負けても最低限の仕事はこなすことができている。

 

先発に置きやすくするためにおっとりAC振りでめざ氷シャドボの範囲を持たせ、対面性能をあげるかげうちとノーマルを削る聖剣。

 

環境上位に強かったが、初手ガルドミミッキュ対面が安定しないという致命的な課題があった。

 

 

ミミッキュ@フェアリーZ

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剣の舞 かげうち シャドクロ じゃれつく

性格:いじっぱり

151-140-125-*-126-117

 

流行りのABミミッキュ。皮と自身の耐久から様々なポケモンの前で剣舞でき、舞後かげうちによる抜き性能と無効にならない妖Zが非常に強力。

基本的には2番手以降に置き、死に出しから1.5体を倒すことを理想としている。

 

周知されたテンプレではあるが「一番強いミミッキュを一番強く」扱えるのがこの構築だと考えている。

 

 

ガブリアス@ヤチェ

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剣の舞 地震 逆鱗 炎の牙

性格:陽気

203-162-116-106-169

 

電気無効で対面性能の高いポケモンと言えばコイツ。

崩し、ストッパー、抜きエースのどれもこなせるのだが、今回は崩しとしての役割を期待したので岩石封じは切って剣舞炎牙。

 

あまり出さないがそのスペックは健在。耐久面はヤチェ込みでカバの氷の牙や特化ミミッキュのじゃれ+かげうちを耐えるラインを確保しつつ、最速を保ちながらHを高めた。

 

 

ボルトロス(霊獣)@電気Z

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10万V めざ氷 ヘドロウェーブ 高速移動

性格:おくびょう

155-*-90-197-100-168

 

2匹目のZ枠であり、補完的な意味で採用。

構成、持ち物はろいすくん一押しのものをそのまま採用した。

 

悪巧みが無くても超火力を引き出せる電気Z、コケコを崩せるようヘドロウェーブ高速移動とし汎用性を高めるめざ氷。

特定の構築に対して強くなれる悪巧みサイキネや気合い玉も視野だが、単体だけで見ると抜き性能が高いこの型が最強であると考えている。

 

 

スイクン@突撃チョッキ

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熱湯 凍える風 ミラーコート 絶対零度

性格:ひかえめ

183-*-136-156-137-128

 

原案ではレヒレであった枠をチョッキスイクンで使用した。

理由としては数値受けや受けループへの勝ち筋が薄いと感じたため。

それ以外の構築にも出すことができるが、あくまで出せるくらいなのでパワーが落ちてしまう。

 

それでも初手で出し負けが少なくミラーコートで1-1交換できたり、処理の遅い相手には絶対零度で圧をかけることができる点はコンセプトにあっていたと思う。

 

しかしカバルドン展開に非常に弱くなってしまったので、やはりレヒレは偉大でありレヒレのほうが良い。

 

 

~選出~

 

・基本選出:ガルド+ガルーラ+ミミッキュ

初手ミミッキュ以外ならこの出し方をしたい。襷ガルドは考慮されないのでハマれば一瞬で降参がもらえる。

 

・ガルドが通っていないとき:ガルーラ+ミミッキュ@1

ガルーラから入って削り裏で処理する選出。おやこあいがナーフされてもZ技以外では大体1発で死なないので、この選出もそこそこする。

 

・その他:スイクン+レボルト@1

受け寄りのサイクルはスイクン+レボルトで崩す。@1は主にガルミミが入る。

 

 

~感想~

 

結果としてこの構築で5-1の予選1位抜けだった。

予選抜けしたのは年始のSGC以来であり、原案者のろいすくんも同日別の会場で行われていた北陸のオフで3位という結果だったので中々の完成度であったと思われる。

 

ぼくは予選ではあまりカバ展開に当たらず運も良かったがウィナーズで自分を信じ切れず負け、ルーザーズでは予選分の運を取り返すかのようにミミッキュが1発で凍ってしまいそのまま沈んでいった。

 

レートでも使用したが、中々上手くかみ合わず2回目の18チャレに急所で負けた時点でDSを割った。

 

襷ガルドや猫ガルーラは考慮されにくく、そのあとに繰り出すミミッキュはまさに鬼のような強さであった。

 

~最後に~

ここまで読んでくださってありがとうございました。

新しい対面構築の形の一つとして参考になれば幸いです。

 

シングル厨に参加してくださったみなさん、お話してくださったみなさん。

構築案と孵化親を提供してくれたろいすくん、スイクンを貸してくれたモロさん、ガルーラを積もってくれたまことくん。

 

ありがとうございました。

 

 

それでは、ここらでばいっ!!